「賃貸住宅フェア2025東京」では、今年で4回目となる「テナント・土地活用展2025」が併催された。同展には、コインパーキングやシェアモビリティー、バーなどの事業を行う11社が出展した。インドアゴルフのフランチャイズチェーン(FC)を展開し、直営店と加盟店を合わせて155店舗を出店するSMART GOLF(スマートゴルフ:東京都渋谷区)の担当者に話を聞いた。
1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)を中心に、シミュレーターやスクリーンを用いたインドアゴルフ事業を手がけるSMART GOLFは、テナント・土地活用展2025に初出展した。FC出店強化のため、賃貸管理・仲介会社や不動産オーナーらと接点を持つのが主な目的だ。
同社は2020年に設立。現在はFCを展開しており、既存店舗の約半数はFC加盟店となっている。
出展ブースでは、FCへの加盟を検討する人向けにカタログを配布した。このほか、不動産・店舗開発部の有下遼ゼネラルマネージャー、FC事業部と店舗運営管理部の舟川敬文統括部長が常駐し、興味を持った来場者からの質問や相談を随時受け付けた。
有下ゼネラルマネージャーは「2日間で100人以上と名刺を交換した。FC出店の相談以外にも、自社の社員に向けた福利厚生として導入を検討したい人やユーザーとして興味を持つ人の来訪もあった。また、協業が見込まれるほかの出展者とも話ができ、有益な時間だった」とコメントした。
今後は現在の出店しているエリア以外でも出店を強化し、ゆくゆくは全国展開を目標とする。
26年7月末までに店舗数を200店超とすることを目指す。
(2025年10月13日13面に掲載)




