Q.加害者側からは常に相殺できないの?
A.相殺できる場合もあります。
不法行為ってなに?
不法行為とは、他人の権利・利益を違法に侵害して損害を加える行為をいいます。不法行為が行われることによって、金銭賠償を請求する債権の発生が認められます。その目的、不法行為制度の趣旨は被害者の救済(損害の補填)と将来の不法行為の抑止です。
わざとやった場合だけが不法行為なの?
加害者に故意または過失があることが必要です。故意とは「わざと」行うことです。過失とは、自己の行為により一定の結果が発生することを認識すべきであるのに、不注意のためその結果の発生を認識せずその行為をするという心理状態をいいます。ただし、失火の場合には重過失が要件となっています。なお、故意または過失の立証責任は被害者側が負います。
損害が発生しなかった場合も不法行為?
被害者に損害が発生したことが必要です。不法行為がなかったと仮定した場合と、不法行為がなされた後の利益状態の差を金額で表示したものをいいます。また、この損害には、財産的損害と非財産的損害(精神的損害が中心)があります。





