Core-Business、配線・工事不要のSIMカメラ

Core-Business

2026年04月27日

e-CAM(ホワイト)の商品画像。カラー展開はホワイトとブラック

太陽光パネルで発電

 集合ポストや宅配ボックスが置かれたエントランスやごみ置き場などの賃貸住宅の共有スペースは、不特定多数の人の出入りがある。Core-Businessが提供するモバイルSIMカメラ「e-CAM」シリーズは、設置が容易で遠隔操作や録画データの確認を行うことができる。

 特徴は大手キャリアのLTE回線(4G)を利用するため、インターネットやIP回線の工事が一切不要な点だ。SIMを内蔵しており、カメラ本体に搭載された太陽光パネルで発電した電力でバッテリーを充電し稼働する。

 同シリーズはバッテリー容量や画素数に応じ4タイプを用意。アパートのごみ置き場やエントランス外側など、ネット環境があればどこでも設置することができる。

 動体を検知した時のみ録画する省エネルギー仕様と常時録画のどちらにも対応する。録画データは本体に内蔵するSDカードに最大1カ月分保存される。専用アプリから遠隔でリアルタイム監視や録画確認が可能だ。

 画質は昼夜問わず鮮明で、人や車などの動きを検知した際には、カメラからアラートを送ったり、双方向で通話できたりする機能も備えている。

カメラの映像

カメラの映像。夜は明かりが少なくとも鮮明に映る

 2023年の発売開始から導入実績は1000カ所を超える。工事現場やコインパーキングへの設置が6〜7割を占めており、同社は今後賃貸集合住宅の共用部への提供を強化する方針だ。

 カメラグループの松崎明部長は「賃貸住宅での防犯対策の強化や、既存カメラの劣化に伴い、問い合わせが増加している」と話す。

 従来のカメラが工事費込みで40万〜50万円であるのに対し、e―CAMシリーズで最も廉価である「e -CAM mini」は4万4000円(税込み)からとなる。通信費込みでも年間コストは10万円以下に収まることもあり、設置のしやすさも同シリーズの大きなメリットとなっている。

 なお電源の確保が必要な屋内・共用部向けには、電源接続タイプである「IPCシリーズ」も提供している。これらは電源をつなぐだけで使用可能で、屋内の常時録画や広範囲の監視に適している。

(2026年4月27日4面に掲載)

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