SBI日本少額短期保険、テナント保険分野で連携

SBI日本少額短期保険、USEN少額短期保険

管理・仲介業|2026年06月10日

店舗運営トータル支援

 SBI日本少額短期保険(以下、SBI少短)とUSEN&U-NEXT GROUPのUSEN少額短期保険(以下、USEN少短)が、テナント保険分野で手を組む。

 両社は、5月に戦略的パートナーシップ提携に向けた基本合意契約を締結。これに伴い、SBI少短はテナント保険「みんなのテナント保険」のうち、「販売・サービス」と「飲食店」を対象としたコースの新規募集を停止する。USEN少短へ顧客を紹介するスキームへと移行し、不動産会社やテナントの利便性向上につなげる。

 今回の提携で大きく変わるのが、不動産会社の役割だ。「販売・サービス」と「飲食店」を対象としたコースにおいて、これまでSBI少短の代理店として保険募集を行っていた不動産会社は、希望すればUSEN少短のグループ会社であるUSENのパートナー店となることができる。従来必要だった保険募集業務は不要となり、今後は加入希望者をUSENへ紹介する形へと変わる。

 加入するテナントにとってもメリットがある。USEN&U-NEXT GROUPが提供する店舗向け音楽配信サービスやPOSレジなど、店舗運営に関わる各種サービスをワンストップで利用可能となるためだ。

 SBI少短は今後、販売・飲食分野を切り出すことで生まれるリソースを使い、主力である居住用保険に注力する。不動産プラットフォーム運営会社や家賃債務保証会社とのAPI連携を強化し、DXを推進する管理会社向けにサービスの利便性向上を進める考えだ。契約手続きの効率化を通じ、契約件数の拡大を図る。

 両社は今後、既存の販売網を相互活用しながら収益の拡大を目指していく。

(2026年6月8日10面に掲載)

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