AI活用でサービス進化
REMODELAが手がける原状回復工事の工程管理システム「リモデラ」が、7月からAIエージェントを活用した「リモデラPM」としてアップデートした。
これまでのリモデラには、入居時に写真で室内状況を記録する「入居時点検」のほか、退去時に居室内を撮影した動画からAIが損耗状態を判別して精算を行う「AI退去立会」や、原状回復工事の進捗管理機能などが搭載されていた。また4月には、賃貸借契約書をAIが解析して契約内容を整理し、自動登録する機能を追加。解析された情報は物件、契約、家主の各情報に分類され、利便性が向上していた。
7月のリニューアルでは、次の二つの機能の強化と追加が行われた。一つ目は「AI入居時点検機能」の強化だ。これまでの写真に加え、動画の活用も可能になった。退去時の「AI退去立会」のデータと入居時の室内状況を突き合わせることで、より精度の高い退去精算が行えるようになった。二つ目は「AI電話受付機能」の追加だ。入居者からの設備故障などに関する問い合わせに対し、AIが音声で対応する。内容に応じて担当者への報告だけでなく、工事事業者へ直接連絡することも可能だ。
さらに「家賃の入金管理」と「契約更新」の機能を開発中で、年内の実装を予定している。
リモデラPMは、退去精算に関連する業務をメインとしながら、賃貸管理の基幹業務までカバーするシステムへと進化している。福本拓磨社長は「一部基幹システムと重複する機能はあるが、利用する企業ごとに合わせて活用してほしい」と話す。
REMODELA
福本拓磨社長
(2026年7月13日12面に掲載)





