ライフラインサポート事業を展開するDUAL(デュアル)ホールディングス(東京都品川区)は5月に、外国人入居者向けのライフライン手続き代行サービス「ライフラインConcierge for Global(コンシェルジュフォーグローバル)」を開始する予定だ。
外国人向けにサービス開始
外国人の入居サポートを行うグローバルトラストネットワークス(以下、GTN:東京都豊島区)の家賃債務保証サービスを利用する外国人入居者が対象となる。GTNの担当者や管理会社から入居者へ手続き代行の案内をして打ち合わせの日程を設定。GTNとDUALホールディングス、入居者の3者間での通話で説明を行ったうえで、電気・ガス・水道の手続きをDUALホールディングスが代行する仕組みだ。入居者とGTNのサービス利用における費用負担はない。
DUALホールディングスの足立守平社長は「サービスの構想自体は新型コロナウイルスの感染拡大前よりスタートしていた。電力自由化に伴い選択の幅は増えたが、日本語に不慣れな外国人にとっては利用のハードルも高く、潜在的なニーズがあった」と話す。
DUALホールディングスは、入居者のライフラインの手続きを代行するサービス「ライフラインConcierge」を2016年に開始。ライフラインConciergeで提携する管理会社や仲介会社を通じた外国人入居者向けのサービスの展開も進める。
DUALホールディングス
東京都品川区
足立守平社長(46)
(2023年5月22日8面に掲載)