IoT、デベが賃貸に導入推進【クローズアップ】 タスキ,シーラ,リンクジャパン,アクセルラボ 商品|2023年09月07日 プロジェクター付きシーリングライトが設置された居室(提供:タスキ) IoT機器の導入が賃貸住宅で進む。不動産事業者の4割超が取り組んでいるという調査もあるほどだ。IoT機器の導入が投資家の購入につながっているという声も上がる。IoT賃貸に注力するデベロッパー2社に取材した。 高齢者向け見守りに活用も 標準装備で開発 投資用不動産の開発を行うタスキ(東京都港区)は、開発するすべての賃貸住宅にIoTを標準装備する。 同社が開発物件にIoT設備の導入を始めたのは2019年から。投資家の物件購入理由の一つに、IoT設備も挙がっていたことから、現在開発する「タスキsmart(スマート)」シリーズでは標準装備とした。