「数年以内の株式上場」を打ち出し、世間を驚かしたリクルート(東京都千代田区)だが、10月1日、主要な事業部門を分社化し、上場に向けた準備に入る。1日付でリクルートは社名を変更し、リクルートホールディングスとなり、持ち株会社制に移行。社内体制を変更する。
これにともない、「SUUMO」などのブランドで知られる住宅カンパニーは、「リクルート住まいカンパニー」となり、新たに設立される。社長には、住宅カンパニーのカンパニー長を務めていた葛原孝司氏が就任する。
不動産ポータルサイト「SUUMO(スーモ)」は、国内最大級のポータルサイト。賃貸物件では148万4160件(2012年9月7日現在)を掲載。人気コンテンツはさまざまあるが、入居者が自分の好みどおりに部屋をカスタマイズできる物件を集めた、「カスタマイズ物件サイト」などいち早くオープンし、注目を集めた。
また、管理会社がオーナーへ提案する際のツールとして利用できる「SUUMOオーナーレポート」も好評。周辺の競合物件の賃料や設置されている設備がひと目でわかるレポート機能で、空室対策に役立つ。
事業部の分社化、そして本体の上場で同社を取り巻く環境がどのように変化していくのか、関心が高まっている。リクルートの売上高は3720億5700万円(2011年4月1日〜2012年3月31日)。連結売り上げは、8066億6100万円(同)にのぼる。





