比最大手デベが日本人投資家向けに本格販売
フィリピン大手不動産デベロッパーのアヤラランド(マニラ・マカティ市)は9月29日、同社の最高級マンションブランド「アヤラランドプレミア」のショールーム(東京都港区)を開設した。
日本人投資家向けに物件の紹介を行う。
同マンションはマニラ、セブなどフィリピン国内に19カ所に立つ。
今回、主に日本人を対象に本格販売するのは「West Gallery Place(ウェストギャラリープレイス)」(マニラ)と「The Alcoves(アルコーヴ)」(セブ)のいずれも地上39階建て以上の物件。
間取りは1~4ベッドルーム、58~700㎡。
価格は2000万~6億円程度。
同社の説明では、同物件は賃貸運営をした場合、6~10%の利回りが見込めるという。
賃貸借契約は、マニラは1年、観光客の多いセブは3カ月ごとで更新が可能。
また、現地では地価が年間5~8%上がっていることを考慮するとキャピタルゲインも狙えるという。
同社の最高責任者ボビー・ディー社長は「3年間で120億円を販売目標とし、日本の投資家に利益をもたらすハイクオリティな物件を提供していきたい」と話す。