進むスマートロックの機能強化
その他|2016年09月01日
スマートロックメーカーのQrio(キュリオ・東京都渋谷区)は22日、『Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)』を遠隔操作する『Qrio Hub(キュリオ ハブ)』を今冬に発売すると発表した。
玄関ドアの近くのコンセントに取り付けたQrio Hubがスマートフォンの操作指示をWi-fi経由で受信し、スマートロック本体にBluetooth(ブルートゥース:近距離無間通信技術)で送る。
また、スマートフォンで鍵を開閉した通知の受信や、開閉記録の確認をが可能になる。
価格は1万8000円で、ランニングコストはかからない。
また同日、電子錠メーカーのセリュール(東京都中央区)はスマートロックの解錠機能を複数人で共有できるアプリを発売した。
民泊施設での利用を想定し、管理者用の『DECIMEL Supervisor(デシメル スーパーバイザー)』と、宿泊者用『DECIMEL Resident(デシメル レジデント)』を開発した。
スマートロックを操作できる電子キーをサーバー上でやりとりすることができるようになった。
『DECIMEL』は、玄関のドアに後付けできる電池式オートロック錠。
新たに開発した管理者用アプリは、サーバー上で電子キー情報や、開閉記録を管理できる。
宿泊者用は、アプリをダウンロードすることで、管理者から発行された電子キー情報を受け取り、解錠ができる。
管理者が電子キー情報をサーバーから削除することで、解錠ができなくなるため、一時的に鍵を使用するケースに使うことが可能だ。
アプリは無料でダウンロードできる。