平均10%の削減実績
不動産管理やビルメンテナンスを行うトライアス(大阪市)は1日から、ビルやマンションの共用部の電気代を削減するサービス『管理組合・大家さんのためのトライアス電気』の提供を開始した。
同サービスは、同社が2017年6月から取次店となっている新電力事業者のエフビットコミュニケーション(京都市)の料金プランを適用し、共用部分の電気料金を削減するもの。電力小売り自由化で従来より低料金のプランを提供する新電力を使い、共用部にエレベーターがある賃貸マンションでは、従来の電力会社との契約時と比べて平均約10%の電気料金削減実績があるという。
空き家数の増加や、空室対策としての家賃や初期費用の値下げなどで、低下傾向にある賃貸物件の収益性の改善につながる。