電力切り替えの付加価値サービスで、空室時の電気利用料が軽減【トレンド企画】
東京ガス,東京電力エナジーパートナー,エフビットコミュニケーションズ,CDエナジーダイレクト,アイ・グリッド・ソリューションズ
商品|2020年08月28日
電力会社を切り替えるメリットは安さだけでない。各社さまざまな付帯サービスの提供を始めている。入居者向けの生活サポートや家主の利便性向上など、電力切り替えで得られる付加価値を紹介する。
安さに加え、付加価値サービスが充実
累計の切替数2060万件
2016年4月から始まった家庭用低圧電気の自由化から4年がたった。経済産業省資源エネルギー庁が20年4月に公表した『電力・ガス小売り全面自由化の進捗状況について』では、電力会社の切り替えが進んでいることが分かる。全販売電力量における新電力のシェアは20年3月時点で16.6%。家庭を含む低圧分野では16.7%だ。19年後半から高止まり感があるが、20年3月以降新型コロナウイルスの影響によって自宅で過ごす時間が増え、電気代の見直しについて関心が高まると考えられる。新電力に加え、旧一般電気事業者である各地域の大手電力会社とその100%子会社の域外進出も活発になっている。実際の切り替え件数(3月末時点)を見てみると、新電力への切り替えは全体で1314万件。大手電力会社の社内契約切り替えは746万件で、あわせると2060万件となる。