当社が1月より配信しているオンライン番組『賃貸トレンドニュース』。1月14日に開催した番組で、プロパティエージェント(東京都新宿区)の中西聖社長が登壇した。同社が推進しているDXの現状と今後の体制を語った。
―緊急事態宣言を受けて準備したことはあるか
4月にリモートワークに完全移行し、出社の比率を60%に引き下げた。DXを推進する過程でオフィスを削った。
―DXと事業、業績、今後の関連性について
スルガ銀行の問題は記憶に新しいと思うが、あのあたりで他のアパート業者の問題やいろいろな問題があったが、6年か7年ほどずっと好調できていた。さすがに新型コロナウイルスは予測していなかった。しかし、銀行の不動産ポートフォリオも大きくなっていたので、金融的な問題は来るかもしれないと思い、会社としては「足踏みダイエット」をする方針を決定をした。つまり、売り上げを無理をして伸ばさない。さらにコストをダイエットするという意味。自分たちから成長曲線の節目をつくる考え方。BSのダイエットのコストカットだったが、コストのカットに必要なのがDXだった。