金融商品取引法に基づく不動産型クラウドファンディングのプラットフォームを開発・提供するFUEL(フエル:東京都渋谷区)は、高島屋ファイナンシャル・パートナーズ(以下、高島屋FP:東京都中央区)と提携し、7月20日に第一号ファンドの募集を開始した。開始後数分で募集金額に達し、ファンド成立となった。
サ高住が対象の金融商品提供
高島屋FPは百貨店の高島屋(大阪市)の金融子会社で、クレジットカード事業などを行う。FUELから不動産クラウドファンディングのプラットフォームの企画や運営に伴うコンサルティングの提供を受ける。
FUELの運営するファンドシリーズ名は「高島屋ソーシャルレンディング」で、第1号ファンド名は「高島屋FPファンド1号」だ。今回対象となるのは北海道札幌市に立つサービス付き高齢者向け住宅。募集金額は4000万円で、分配利回りは3%を予定する。運営期間は3カ月。出資は一口1万円以降1円単位から可能。