不動産テックサービスを提供するイタンジ(東京都港区)は、家賃債務保証契約の電子化に向けて債務保証会社14社と提携に向けた協議を開始したと発表した。不動産関連電子契約システム「電子契約くん」で、家賃債務保証契約を結べるようにする。
保証会社14社と協議開始
協議を開始したのは、同社のウェブ申し込み受け付けシステムを導入済みの債務保証会社14社。連携に合意してから数週間から1カ月程度でシステムは導入できる見通し。賃貸仲介会社は従来、債務保証会社の代理店専用サイトから契約書をダウンロードし、書面に記入して押印する形が多いが、この連携が実現すれば、電子契約くんに家賃債務保証契約書をアップロードするだけで、電子署名ができるようになる。