6028戸の賃貸住宅を管理するアライブ(静岡県浜松市)は、人事考課制度を見直し、人材のキャリアアップを目指す。吉原雅之社長は「オーナーや入居者、外部委託者といった顧客や取引先との良好な関係性の構築を強化し、次世代にわたって関係性を継続できる社員育成に努めたい」と狙いを話す。
家主との関係性構築を評価
内容を見直した人事考課制度は、4月1日から導入した。対象の従業員は、社長と部長6人を除いた51人。賞与や年次の昇給を判断するため、年1回行う人事評価の機会に活用する。成果が可視化されやすい数字による営業成績などを評価軸としていたものに、二つの視点を加え、三つの軸で評価を行うようにした。