東京都小金井市を拠点に、シェアキッチンや小規模店舗などの運営を手がけるタウンキッチン。北池智一郎社長は、集合住宅や公共空間の一角、高架下をはじめとした一般的には使いにくいとされてきた不動産を、地域に開かれた事業空間へと転換。メディア事業と絡めながら、空間利用と創業支援のサイクルを生み出している。
高架下、小規模空間を活用
6㎡から始める「一国一城」
タウンキッチンが行う事業の特徴は、単なる空き区画の賃貸ではない。空間の規模、賃料、契約形態を再設計することで「これまで事業を始められなかった層」に初めての拠点を提供している点にある。
象徴的なのが、JR中央本線東小金井駅周辺を中心に展開する高架下施設群だ。飲食可能な区画の多くは約6㎡。一般的な店舗と比べれば極端に小さいが、北池社長は「1人で始めるなら十分な広さ」だと話す。
店舗や工房、ショールームなどが軒を連ねる




