「状況可視化」 「時短」に効果実感

　アットホーム(東京都大田区)がDX(デジタルトランスフォーメーション)による不動産業務の改善支援や経営課題解決の事例をレポート。第13回は、アットホームが2025年1月～2月に実施した「不動産DXに関する実態調査」の主な結果と関連事例を紹介します。

半数以上の企業　DX導入に前向き

　アットホームでは2025年1月28日～2月4日の期間、当社に加盟する全国の不動産会社1171社を対象に「不動産DXに関する実態調査」を実施しました。

　まず現在、不動産DXに取り組んでいるかどうかを聞いたところ、「取り組んでいる」「まだ取り組んでいないが検討中」が合わせて55.2%でした(グラフ参照)。この結果から、半数以上の不動産会社がDXに前向きになっていることがうかがえます。