家主と部屋探しユーザーのマッチングサイト『スマプラ』が22日に開設した。同サイトでは賃貸仲介会社が介入せず家主とユーザーが直接契約し、非対面で手続きが完結する仕組みを構築。仲介手数料は発生させず、ユーザー目線で利便性と費用効率の双方を追求する。似た領域で先行している既存サイトに対し、どう差別化を図るのか。Sumapla(スマプラ:東京都渋谷区)の宮坂哲二社長に話を聞いた。
「便利」「安い」で差別化
部屋探しサイト『スマプラ』の仕組みは、賃貸仲介事業者が介在せずに家主と入居希望者をマッチングさせ、そこから内見、直接契約までを非対面で完結する。家主がサイト側に支払う料金は、家賃1カ月分の成約手数料のみ。それに対して部屋探しユーザーの利用料は無料で、仲介手数料が発生しないため引っ越しの初期費用を抑えられる。「来店せずに便利に契約手続きを進めて、コストも最小限に抑えられる」。これが『スマプラ』が売りとする部分だ。