泉ハウジング(茨城県神栖市)は管理戸数1800戸の管理会社。注目すべきは売買仲介が少ないにもかかわらず、グループ年商10億円超を上げている点だ。自社所有物件の拡大やマンスリー賃貸事業の堅調が強みとなっている。2020年からDX(デジタルトランスフォーメーション)化に取り組み、従業員の業務をオーナーや入居者のフォローへと割くようにしている。多くの地方郊外の管理会社が抱える課題に対して今後どのように展開するのかを今泉政直社長に聞いた。
自社所有物件強みに年商10億
家主の後継者問題に対応 管理物件の買い取り増加
―22年3月末の管理戸数は1800戸、前年の21年が1640戸で、160戸増えています。