事故物件専門のポータルサイト「成仏不動産」を運営するマークス不動産(東京都中央区)は2022年10月期の売り上げが15億円と、21年10月期比で2.5倍に伸長した。「不動産に関わる困りごとを解決する」を目標に、事故物件の再生を手がける。今後は上場を視野に入れながら、住宅確保要配慮者向けの住宅提供や、空き家問題への解決にも踏み出す。同社の強みや今後の成長戦略について、花原浩二社長に話を聞いた。
事故物件再販、年間240件
「成仏不動産」サイト運営 訳あり物件のイメージ払拭
―御社の特徴でもあり強みでもある点は、事故物件に特化していることです。元から事故物件を取り扱おうと創業されたのですか。