男性向けのシンプルなモノトーン内装

2015年07月08日 | リノベーション

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JR中央線西荻窪駅から徒歩6分という好立地にありながら、築年数が古く、南側の窓にベランダがないため日当たりも悪くどこか薄暗い雰囲気だった物件を、わずか20万円の工事費で即決する物件へと再生した。

同リノベーションではモノトーンを基調とした。
木造2階建て築20年の「NSコート」は、水回りや間取りには一切手を加えず、床と壁紙の貼り替え、扉や収納戸などの建具には住友スリーエムのダイノックフィルムを貼り、フィルムの色に合わせ木枠を塗り替えた。

浜商不動産_01.jpg

「古びた印象がなくなり、真っ白な壁と黒い木目調の建具のコントラストが高級感を演出しています。当社では男性に定評のある内装です」と同リノベーションを手掛けた浜商不動産(東京都杉並区)の古橋亜沙美氏は説明する。

白に近い薄いグレー色の床が部屋全体を明るく見せ、薄暗さも解消した。
またコンクリートが打ちっ放しだった玄関の土間にもクッションフローリングを貼ることで、部屋に入った瞬間の第一印象が大きく改善。
設備面ではテレビモニター付きのインターフォンと、室内物干しを新調している。
リノベーションのみの施工費用は20万円程度で、水回りのクリーニングやエアコン清掃などの原状回復工賃を含めても37万円という低コストだったが、家主の希望で5万7000円の家賃を2000円値上げし、これまで請求していなかった礼金も1ヶ月分にした。
「これまでは退去から次の入居が決まるまでに半年はかかっていましたが、リノベーション後は募集開始から1日で男子大学生の入居が決まりました。」(古橋氏)

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