不動産関連サービスの開発・運営を手がけるイタンジ(東京都港区)は5日、展開する電子契約サービス「電子契約くん」の導入企業が300社を超えたことを発表した。
入居日の早期化を実現
2019年7月に提供を開始した電子契約くんは、22年4月の国土交通省による「重要事項説明書等の電磁的方法による提供及びITを活用した重要事項説明実施マニュアル」の発表、続く5月の改正宅地建物取引業法の施行を受けて契約数が大きく伸びた。賃貸不動産の取引に特化したサービス設計が特長で、先行して利用企業を伸ばしていた電子申し込みサービス「申込受付くん」と顧客情報の連携ができる点も寄与した。