全国大会に1402人
不動産フランチャイズを展開するハウスドゥ(東京都千代田区)は18日「第11回ハウスドゥ! 全国FC大会」を千葉市内の舞浜アンフィシアターで行い、加盟企業を中心に1402人が集まった。2016年12月に東証一部へ市場変更してから初めての開催となった。
冒頭のあいさつで登壇した安藤正弘社長は「すべてはこれから。ますます信用を築いていきたい」と表明した。フランチャイズ加盟店は9月末時点で483店舗。直近5年で2倍に拡大した。今後、20年までに700店舗、25年に1000店舗を目指し、その後はアジアへの展開を狙う。拡大する組織の不祥事対策として、人材採用時の適性テストの活用、研修制度の利用促進にも注力していく。
15年3月にマザーズ上場。その後1年8カ月で一部上場を果たした。
同社の加盟店には異業種比率が高い。飲食や介護などの業種が3割、建設やリフォーム会社など不動産周辺ビジネスの企業が3割を占める。新規ビジネスの立ち上げ、出店と一からのサポート体制が支持され、加盟店数を急激に伸ばしてきた。
全国対応、物件の査定力・販売力を強みに「日本一のチェーンを目指す」(安藤社長)
今後は、空き家活用事業や高齢者ビジネスにも取り組んでいく考えだ。