国土交通省は平成21年の建築着工統計を発表した。貸家の年間着工数は31万1463戸、前年比30%減となった。昨年は前年比増加に転じたが、今年は再び減少した。なお、住宅全体の着工数は77万5277戸、25・4%の減少となった。持ち家、分譲住宅ともに3年連続の減少。
都市別でみた場合、もっとも落ち込みが激しいのが中部圏のマイナス40・1%。首都圏はいずれも前年比マイナス30%以内にとどまったが、三重県マイナス56・1%、滋賀県マイナス48・5%、奈良県52・4%、高知県51・6%など地方の落ち込みが目立った。