有國社長に565億円求め提訴 事件|2019年03月26日 スルガ銀の不正融資責任を追及 会見する弁護団 シェアハウス『かぼちゃの馬車』投資に対するスルガ銀行(静岡県沼津市)の不正融資問題で18日、有國三知男社長に対し565億579万円の損害賠償を求める株主代表訴訟が静岡地方裁判所に提訴された。 原告は物件のオーナーで株主の6人。 訴状によると、有國社長は取締役に就任した2016年6月には内部統制の機能不全を、同年12月には不正なシェアハウスローン融資が行われていたことを、各時点で認識できていたと指摘。 監視監督義務を怠ったとし、16年9月以降の融資実行額の7割を損害額として算定、信用棄損による損害50億円を加算して請求した。