不動産セクター株式流動性ランキング 上位70銘柄を公開
統計データ|2021年07月23日
東証の市場再編が迫っている。来春4月1日から、1部市場、2部市場、ジャスダック市場、マザーズ市場の現行体制から、「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3区分に移行する。注目は上場企業の3分の1を占めるまでに膨れ上がった東証1部の再編だ。プライム市場の適合条件のひとつである市場流動性に注目し、不動産株を点検してみた。
【流動性】・・・25日間の売買高の平均値を売買単位で割って算出
※数値が大きいほど、活発に株式市場で商いされている銘柄であることを示している。
不動産株の株式流動性をチェック
上場企業は約3700社あるが、1部市場は約2100社。3社に1社が最上位市場だが、時価総額31兆円のトヨタ自動車と、同100億円未満の小型株が同じ土俵に上がっているのが実情だ。今回、全上場企業から不動産に業種分類される企業を対象に、その「流動性」の高い順にランキングを作成。指標の数値は、25日間の売買高の平均値を売買単位で割ったもの。数値が大きいほど、活発な取引を示す。