賃貸・分譲マンションを開発するアスコット(東京都渋谷区)が中規模賃貸マンション「OZIO(オジオ)」シリーズの開発を拡大している。9月に西荻窪と桜新町で2棟を竣工し、2017年の同シリーズの開発再開以降で実績は9棟272戸になった。
9月に都内で2棟竣工
OZIOシリーズは、総戸数30~50戸の中規模賃貸マンション。08年まで同社の賃貸マンションの基幹ブランドだったが、リーマン・ショックの影響を受け、総戸数10~20戸の賃貸マンション「FARE(ファーレ)」「ASTILE(アスティーレ)」の開発にシフトしていた。賃貸マンションの販売市況の回復などを受けて、19年から中規模クラスの物件の開発を再開した。OZIOシリーズの06年からこれまでの開発実績は16棟595戸で、ファンドなどの主に機関投資家に販売している。