大東建託グループ(東京都港区)は創業50年を控え、その先を見据えた事業展開を図る。既存のアパート建築や管理に加え、開発や買い取りリノべーション再販事業にも意欲を見せる。
創業50年に向けパーパス策定
大東建託グループは2024年6月に創業50周年を迎えるにあたり、パーパス(会社の存在意義)と2030年のビジョンを策定。開発や再販事業などにも領域を広げ、さらなる成長を目指す。
23年6月29日の事業説明会では、パーパス「託すをつなぎ、未来をひらく。」を発表。
「DAITO Group VISION(ダイトウグループビジョン)2030」として、実現したい姿を「まちの活性化・地方創生」とした。そのための三つの取り組みとして①生活インフラ・くらしサービス拡充②建設・不動産領域の拡大③パーパスに基づく考動を行っていく。