収益不動産の販売を行うランドネット(東京都豊島区)は、12月1日に福岡支店を開設する。東京本社、横浜支店、大阪支店に加えて4拠点目となる。福岡県を中心に九州エリアの取り引き件数を1年間で全体の6%から10%程度に引き上げる構えだ。
九州エリアで拡大狙う
若年層の流入が全国平均に比べて多く、今後も安定した賃貸経営が期待される福岡県の立地を鑑み、今回の福岡進出に至った。同社が福岡市内で販売している区分マンションの利回りは、築浅で5.5%、築30年以上で8~9%がボリュームゾーンとなる。営業部の山本晃平部長は「ここ数年、都内に物件を持つオーナーが福岡市の物件を購入するケースも増えてきた。市内の物件は販売価格も上がっており、投資家の注目度が高いエリアだとみている」と語る。