富士瓦斯、災害時に活用 LPガス発電機

富士瓦斯

商品|2024年07月24日

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長期保管が可能

 LP(液化石油)ガスや給湯器の販売を行う富士瓦斯(東京都世田谷区)は、LPガス発電機を活用した防災対策を提案している。

 LPガスを使って自家発電を行うことで、電力供給が絶たれる災害発生時に活用することができる。携帯電話の充電から冷蔵庫や照明の電力供給、動力用の電力の代替まで可能だ。

 特徴は、長期保管に向いている点だ。LPガスはほかの燃料と比べ、ほとんど劣化しない。設置場所や発電容量などの条件によってさまざまな発電機を用意する。屋外に設置する据え置き型や、屋内で保管可能な可搬型、発電容量は900ワットから170キロワットまで対応する。現在は東京都とその周辺エリアにある福祉施設や病院、保育園、テナントビル、マンション、個人宅に導入している。

 富士瓦斯はLPガスの販売事業者として1954年に創業した。現在は飲食店・商業ビルを中心にLPガスを供給している。

(2024年7月22日8面に掲載)

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