リーシング力に強み
241位のハウジングエステート(宮城県仙台市)は、前回比で562戸伸ばし、5843戸へと管理戸数を拡大した。増加率は10%。6月末時点で6000戸を突破し、平均入居率は92%。23年度の受託分の特徴を多田龍平常務は「100戸前後が新築の受託だった」と語る。
商圏は仙台市全域。従業員数約65人、仙台市内に7店舗を展開する。6月1日には、本店をJR仙山線の北仙台駅からJR仙台駅前に移転し、集客力をさらに強化した。
メインの受託経路は既存オーナーからの紹介で、新規受託のうち約25%を占める。新築の受託もこれに含む。店舗数の多さから認知度が高まり、管理戸数5000戸を超えた頃から新規のオーナーからの相談も増加傾向にあるという。既存オーナーの属性は投資家がメインで、このうち4割が宮城県外に在住する。