駐在・一時滞在の外国人へ
三菱地所グループで、外国人を中心とした賃貸事業を展開するBlueground Japan(ブルーグラウンドジャパン)は、中長期滞在用家具付きサービスアパートメントを提供している。
同社が提供する物件は、JR山手線沿線にある。三菱地所の、高級賃貸レジデンス「ザ・パークハビオ」シリーズなど約190室を借り上げて運営(1月15日時点)。利用者の多くが日本に駐在、一時的に滞在する外国人だ。ハイクラスなビジネスパーソンをターゲットにする。

同社のサービスへの流入経路は、自社サイトが多い。特徴は、世界50都市でサービスを展開していることによるグローバルネットワークを活用した集客を行っている点となる。
近年、欧米を中心にデジタルノマドワーカーが増えている。インバウンド(訪日外国人)も年々増加しており、ノマドワーカーの生活拠点の一つとして日本が挙がることは想像に難くない。横手翼社長は「当サービスは3カ月から半年間日本で生活するアッパーマス層というニッチな層をターゲットとしている。シェアハウスよりもプライバシーが保たれ、サービスアパートメントより費用が抑えられ気軽に生活できる。そのような暮らしをしたい人に上質な家具付きレジデンスを提供している」と話す。
ベッドもクイーンサイズ以上が望ましいという
三菱地所グループは短中期居住「フレキシブルリビング事業」を推進。Blueground Jap anが外国人のアッパーマス層を狙うのに対し、同じく家具・家電付き物件の運営を行うHmlet Japan(ハムレットジャパン)がその下のマス層に向けサービスを提供している。このようにフレキシブルリビング事業において幅広い層にアプローチしている。同事業は2030年までに提供室数1万室を目指す。今後は東京と大阪を中心に日本国内で拡大していく計画だ。
「Blueground Japanのサービスを活用して入居付けしたい物件を募集中だ。築古の物件でも中心部へのアクセスが良い立地や専有部の広さが十分であれば、ニーズがある」(横手社長)
Blueground Japan
横手翼社長
(2026年2月16日6面に掲載)




