看板やロゴ付き社用車で効果
3840戸を管理する田村ビルズグループ(山口市)は前回比2106戸増の、2.2倍に管理戸数を伸ばした。オーナー間の口コミや自社開催の投資家向けセミナーをきっかけに管理を拡大する。商圏は山口県全域と福岡県北九州市。
新規受託のうち、約4割は同社に直接、オーナーが問い合わせし、受託したもの。約3割がオーナーからの紹介、約2割強が同社開催のセミナー経由、残りは同社で建築した新築アパートだ。
問い合わせや口コミで管理を受託できている背景に、知名度の向上があるとみている。オーナー間の口コミのほか、自社の不動産ブランド「LFB」の看板を設置し、100台ある社用車すべてにLFBのロゴを付け、LFBの名前を冠したカフェを造るなどブランディングに注力。その結果、知名度が上がってきていると実感している。