デジタル名刺も活用
ちはや不動産(千葉市)は、2024年3月末までの1年間で管理戸数を約50戸と9.3%増やし、586戸とした。飛び込み訪問を行い、新規オーナーからの受託を伸ばした。
同社は千葉市内をメイン商圏としており、従業員は5人。管理手数料は3.5%だ。
空室物件を足を使って回り、登記簿謄本から所有者を割り出し複数回にわたり飛び込み訪問を行った。特に直近の4〜6月間では投資家だけではなく、関連企業への営業を強化し、2カ月間で100戸を積み増した。
23年12月から利用を開始したデジタル名刺「プレーリーカード」の活用により、不動産会社の担当者に会社を覚えてもらいやすくなったことが寄与していると感じている。
管理受託の営業は、収益不動産の売買会社や、士業、賃貸仲介会社などを中心に行っている。古宮竜馬社長を含む5人で、2カ月間で1500件の営業を実施した。
プレーリーカードにはチップが内蔵されており、スマホを近づけると自動で情報が読み込まれる。
古宮社長は「会社情報など、仕事上の内容だけではなく、任意でプライベートに関する内容も登録できるため、紙の名刺と比べて顔を覚えてもらいやすい実感がある」と話す。
記憶に残るように工夫をしたことで、管理戸数の増加にもつながっている。例えば売買専業の会社がオーナーに物件を売却し、管理会社を探している場合などに、声がかかることが増えた。
今後も管理受託営業を継続しながら、26年8月期までに管理戸数1000戸を目指す。
(2024年8月12日5面に掲載)




