本紙主催の「賃貸住宅フェア2021in東京」内で開催した「不動産ピッチコンテスト」のエントリー企業を紹介していく。第3回はメンテナンス業務効率化システム「Qosmos(コスモス)」を提供するBPM(ビーピーエム:東京都渋谷区)。退去立会いや修繕工事の進捗管理や報告作業をクラウド上で完結できるサービスである。
250社以上の企業で導入済み
原状回復や退去立会いもスマホで報告可能
Qosmosは2020年1月より提供を開始。利用企業数は、11月末時点で250社を超えている。
ターゲットは不動産管理会社や工事会社。賃貸物件の場合、入居中の設備トラブルや退去立ち会い、原状回復工事の進捗状況や完了報告を工事会社と管理会社がオンライン上で共有できる。物件を所有するオーナーへの報告作業にも利用可能。スマートフォン上で撮影した動画や写真をQosmosにアップロードするだけで報告業務が完了するため、会社に戻ってから報告書をまとめる必要がない。