不動産STO(セキュリティー・トークン・オファリング)事業のデジタル証券準備(東京都港区)は、9月18日、匿名組合出資持分をトークン化した適格機関投資家向け不動産STOファンドを組成した。
同ファンドは、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(東京都千代田区)、みずほリース(東京都港区)、エムエル・エステート(同)と共同で実施。デジタル証券準備の子会社であるオーナーシップ(同)が提供するセキュリティー・トークン(ST)発行管理システム「OwnerShip(オーナーシップ)」のシステム上で完結。匿名組合出資持分のST化を実現した。
デジタル証券準備は今後、国内初のセキュリティー・トークン・マーケットプレースの創出を目指すとしている。
(2024年10月7日3面に掲載)