物件「デザイン」重視し差別化

【連載】CPM®がもたらす高い職業倫理とプロフェッショナルスキル 第115回

管理・仲介業|2025年01月30日

収益性アップにも寄与

 不動産管理の使命である「資産価値の最大化」。CPM(認定不動産経営管理士)の知識として財務分析やマーケティングが重要視されますが、私は物件の価値を大きく向上させる要素として「デザイン」に注目しています。

 ここでは、私が手がけた成功事例をもとにして、「豊かな暮らしのビジョンを形にする」デザインがもたらすインパクトについてお話ししたいと思います。

競走力を向上 資産価値を高める

 デザインは以下のような効果を生むと考えています。

①競合他社との差別化:独自性が高い需要を創出。
②入居者満足度の向上:快適で利便性の高い空間が長期満室経営を促進。
③収益性の向上:賃料アップや契約率向上を実現。

 CPMの視点から、デザインは物件単体の魅力だけでなく、不動産全体の競争力を高める力を持っています。当社の手がけた事例を基にその二つの点を説明します。

ガレージや防音室 特化型の住宅設備

 一つ目は、ビルトインガレージと防音室を備えた連棟住宅です。

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