チーム立ち上げ、市場調査へ
グループで投資用不動産の開発・管理・仲介を行うミガロホールディングス(東京都新宿区)は、顔認証プラットフォームの海外展開に向け動き出した。
1月14日付で海外戦略担当執行役員として北原秀文氏が着任。近いうちに海外戦略準備チームを立ち上げる予定だ。
同社のグループ会社DXYZ(ディクシーズ:同)が開発・運営する顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」の導入物件数は拡大している。FreeiDにより、マンションのエントランスからエレベーター、各専有部まで顔認証で開錠ができる「オール顔認証マンション」の導入実績は153棟。提携するデベロッパーは大手も含め62社となった(ともに2024年12月末時点)。賃貸マンションの開発事業者では、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に限らず、地方を商圏とする企業での採用も広がってきたという。