不動産証券化協会、ESGアワード 8法人が受賞
一般社団法人不動産証券化協会,ジャパンリアルエステイト投資法人,アクティビア・プロパティーズ投資法人,大和ハウスリート投資法人,三井不動産ロジスティクスパーク投資法人
投資|2025年03月05日
「取り組み深化の傾向」
不動産の証券化についての調査研究や広報活動・政策提言などを行う一般社団法人不動産証券化協会(以下ARES、エイリス:東京都港区)は、「ARES ESG AWARD(アワード)2024」を開催した。同アワードは投資法人によるESG(環境・社会・企業統治)の取り組みを表彰する。2回目の実施。
目的は、J‐REIT(ジェイリート:上場不動産投資信託)業界におけるESG経営の水準の底上げと、投資家へのPRの強化だ。
今回は計78件の応募があった。普遍性、ユニーク性、継続性、実効性の四つの軸で審査し、8投資法人が受賞。表彰式を1月24日に開催した。
ARES業務ディビジョンの野原聡史ディビジョン長は「全体的にESGに対する取り組みが深化している傾向を感じた」と話す。
同アワードでは、各法人による取り組みをE(環境)、S(社会)、G(企業統治)に分けて表彰。各法人が自社の取り組みを自薦する「グッドアクション賞」と、他社の良い取り組みを推薦する「ベストレコメンド賞」の二つの賞を設けている。