大都市で所得格差広がるも家賃は上昇

【連載】アメリカ不動産事情 第62回  2019年全米の賃貸不動産市場動向

投資|2019年08月05日

在宅勤務に対応したサービスが住宅の付加価値に

 さる6月初旬、ロサンゼルス市で全米商業不動産仲介大手のM社主催で居住系賃貸不動産フォーラムが開催された。好調な取引市場を反映し、会場では顧客と売買交渉をするエージェントの姿が多く見られた。一方でシンポジウムでは、建築規制が強まる大都市の開発事業に慎重なデべロッパーの本音も聞かれた。

堅調な成長を期待

 昨年に続いて主催会社のN社長が登壇し、開口一番「全米の賃貸市場はおおむね良好で10年前の不動産バブル崩壊の再来はない」と述べた。当時とは状況が異なり、金融機関は不動産融資に慎重で不良債権件数が上昇する確率は低いとの見解だ。一方で知り合いの金融アナリストからは、過去2年間の動向をみると〝住宅ローンでの延滞率〟が、大・中堅都市で上昇傾向にあるとのことだ。先のN氏からは、非不動産要因による国内経済の減速が懸念され、中でも米中貿易問題による一般消費財の価格上昇から国内消費バブルが減速する可能性を指摘した。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『地域で異なる自然災害のリスク』

検索

アクセスランキング

  1. TCL、不活性ガスの小型消火器具

    TCL

  2. 要配慮者の保証、新制度で加速

    エルズサポート,ジェイリース,USEN TRUST,ナップ賃貸保証

  3. クロスハウス、築古物件 家具・家電付きに潜在ニーズ

    クロスハウス

  4. 日管協リーシング協議会、契約書統一 AI活用で進展

    公益財団法人日本賃貸住宅管理協会

  5. SCREECH、サービス開始3年半 提携2500社

    SCREECH

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ