市場競争力の再認識を

【連載】高齢者受け入れ どう変わる!? 第3回

インタビュー|2025年06月19日

 高齢入居者を受け入れていくにあたり、どのような対策が必要になるのか。今回は、物件オーナーが取り得る対策や準備について考える。

山本 高齢入居者の受け入れ準備として、残置物への対応や見守りサービスなどの情報収集に積極的なオーナーは着実に増えている印象です。受け入れに関心を持つきっかけとして、ご自身の物件で孤独死が発生したケースが多いようです。

関内 保証商品としては、5~6年前から孤独死発生時の費用保険が付帯された商品のオーダーが増え始め、今はそのような保険が付いていないと売れないほどです。

 また、入居者が亡くなった後の部屋の片付けについて相談される件数も増えました。賃貸借契約の解約時に保証も終了してしまうと、残置物撤去や原状回復が保証されなくなる場面が出てきますので、そのような保証商品から切り替えたいという相談も増えてきています。

 保証会社ではここ数年で保証範囲を見直す動きがあり、当社も2018年に約款を修正しました。約款の内容は保証会社によって異なるため、オーナーには関心を持っていただきたいと思います。

オーナーが考えるべきこと

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『早期の異変察知が重要』

検索

アクセスランキング

  1. 電子契約解禁から3年

    アンビションDXホールディングス,福徳不動産,小菅不動産

  2. コスモスイニシア、入居者層異なる2棟を新築

    コスモスイニシア

  3. イニシオ・ライフサービス、IoT機器を新築に導入

    イニシオ・ライフサービス

  4. 全日本不動産協会、会員企業の業務効率化を支援

    全日本不動産協会

  5. ファクティブ、遊休地をレンタル農園に

    ファクティブ

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ