「完工戸数増加」38%
管理・仲介業|2025年06月20日
全国賃貸住宅新聞独自企画の「賃貸住宅に強い建設会社 年間完工数ランキング2025」では、2023年度と比較し、24年度の完工戸数が増えたとの回答が11ポイント上昇。38%に伸長した。一方で、完工戸数が減少したとの回答も3割を占めており、拮抗(きっこう)している。
建築費高騰で減少3割と拮抗
営業体制強化、最多
全国賃貸住宅新聞は、5月1日から30日までの期間、建設会社やデベロッパーに対して、賃貸住宅の建築・開発に関するアンケート調査を実施。163社から回答を得た。
完工戸数の対象としたのは、24年4月~25年3月の24年度に完工した賃貸住宅だ。
23年度と比較し、完工戸数が「増加」したと回答した事業者が一番多く、21%を占める(グラフ1参照)。これに「大幅に増加(2割以上)」したと回答した事業者を合算すると、38%を占め、23年度と比較して、11ポイント上昇した。