旧耐震基準で無断熱の築48年の物件が、省エネルギー・断熱性能を高めた一棟リノベーションにより一新された。外観のアーチは残しつつ、中に入れば新築同等の内装や設備を施した。東京都世田谷区にあり、緑豊かな公園に隣接していることから、ペット共生住宅としての特徴も兼ね備える。
ビンテージ感は踏襲 ペット共生で付加価値
旧耐震物件を再生
外観のアーチが目を引くマンション「ストークマンション深沢」が、外観の印象はそのままに、賃貸住宅「VORT(ボルト)深沢residence(レジデンス)」へと生まれ変わった。耐震改修を施し、内装は新築同様だ。
1975年竣工で旧耐震基準・無断熱の建物だったが、老朽化により解体を予定していた。2023年5月、収益不動産を核に資産形成のコンサルティングを行うボルテックス(東京都千代田区)が同物件を取得した。
築古だったことで建て替えも検討したが、環境負荷抑制の観点や建築費高騰なども踏まえ、リノベして賃貸住宅にすることを決めた。企画・設計・施工は、リノベーションプラットフォームを運営するリノベる(東京都港区)が行い、2社の協業により一棟リノベが実現した。
ボルテックス総合開発部の新井善人氏は、「古き良き部分も残したいが、新築賃貸住宅と同等以上の居住性・クオリティーを最大の要望とした」と話す




