業績アップ部門に不動産会社
中小企業向けのコンサルティングを行う船井総合研究所(以下、船井総研:東京都中央区)は8月21日、東京都内のホテルで「サステナグロースカンパニーアワード2025」を開催した。1万2000社のエントリーのうち、14の企業・自治体が各賞を受賞。業績アップを評価する部門では、収益不動産の開発や管理を行うFDS(大阪市)が受賞した。
同アワードは、船井総研が独自で定義する「サステナグロースカンパニー」に該当する企業を表彰するもの。環境要因に左右されず持続的に業績を向上させるとともに、利害関係者を思いやることができる企業を指す。大賞のほかに、13の部門賞を用意した。
大賞には、無添加石けんの製造・販売を行うシャボン玉石けん(福岡県北九州市)が選ばれた。創業115年の同社は、合成洗剤の製造・販売で創業し好業績で推移。しかし「体に悪いとわかったものを売るわけにはいかない」という創業者の決意から心機一転、体や環境への負担がない無添加石けんの製造・販売へと切り替えた。信念を重視し、石けん一本でビジネスを継続するも、経営が黒字化したのは方針転換から18年目だった。以降グループ売り上げは100億円を突破するまでの成長を続ける。
大賞に輝いたシャボン玉石けんの森田隼人社長(右)
業績アップ賞を受賞したFDSは、24期連続の増収増益を達成。市場変動の激しい不動産業界における持続可能な成長が評価された。
そのほか、地方自治体から山形県酒田市、製造業、情報通信業、歯科業、農業、金融サービス業、小売業の企業が受賞した。
(2025年9月1日13面に掲載)




