若手選手支援で地域貢献
山形市を商圏に1620戸を管理する太平堂不動産(山形市)は、サッカーJリーグ2部(J2)・モンテディオ山形の下部組織のユース寮を竣工した。設計・施工は同社と積水ハウス(大阪市)が共同で行い、プロポーザル方式で選ばれた。今回の提案には、地元企業3社が参加した。
太平堂不動産は、2023年ごろからモンテディオ山形のスポンサーを務めている。
地域の不動産会社として管理業を手がけてきた太平堂不動産の実績や物件の構想が評価され、同社の提案が選定された。
武田貴義社長は「当社が掲げるパーパス『山形を継ぐ。』という思いを形にするにはどうするべきか。その答えの一つがプロポーザルへの参加だった。若い選手の未来を応援することが山形を支え、受け継いでいく力になる」と話す。
竣工したユース寮は、JR奥羽本線天童南駅から徒歩2分の場所に位置する。軽量鉄骨造2階建てで、居室は29室。共用部には食堂や大浴場、ランドリールームなどを完備している。敷地内には中庭を設け、リフティングやドリブルといった練習ができるスペースも用意した。
交代浴ができる大きな浴槽が二つある
練習場までは自転車で15分の距離にあり、サッカーに専念できる環境を整えた。
物件の総工費は4億円。同社が物件のオーナーとなり、公益社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会(山形県天童市)が30年超の賃貸借契約を結ぶ。
エアコン付きの約4.5畳の個室を全29室備える
太平堂不動産がオーナーとして自社所有・運営する物件は「ダイヤシリーズ」としてブランド化している。今回の物件で100カ所目となり、9月9日時点で同シリーズは115カ所を突破している。
同社は、30年までに管理戸数3600戸を目指す。
太平堂不動産
山形市
武田貴義社長
(2025年9月22日17面に掲載)





