畳がヒントのモジュール採用
スペインの建築事務所ペリス・プラス・トラル・アルキテクテスは、バルセロナ市で6階建て85戸の木造公営住宅を設計した。プロジェクト名は「モジュールズ・マトリックス:85ソーシャル・ハウジング・イン・コルネリャ」。バルセロナ都市圏傘下で開発などを行う、メトロポリタン土地開発・不動産管理機構からの依頼を受けたスペインでも最大級の木造住宅の一つだという。
物件はロの字型の建物に囲まれた中庭を擁する。特徴的なのは、各住戸が3.6m四方のモジュール「タタミ・モジュール」で構成されている点だ。同モジュールを格子状に配置することで、専有部に廊下がほとんどない構造にした。これにより、スペースを最大限活用している。タタミ・モジュールの設計は、小津安二郎監督の映画からヒントを得たという。





