人口10万人を切った地方都市で2100戸を管理するメモリー不動産(鹿児島県鹿屋市)は、人材の採用や育成・定着を強化しさらなる成長を目指す。2025年9月に新店舗をオープンし、管理戸数の拡大に意欲を示す。
戦略的人材採用、基盤強化へ
管理・賃貸仲介2軸 新拠点をオープン
メモリー不動産は、管理と賃貸仲介の2軸で成長を続ける。
養豚をはじめとした畜産を主要産業とし、人口約9万6000人の鹿屋市を商圏に、管理、賃貸仲介、売買事業を行う。25年7月期の売り上げは2億4000万円だった。事業構成比は賃貸仲介40%、管理が35%、売買が15%、自社保有物件の家賃収入が10%を占める。管理戸数2100戸の入居率は91%。鹿屋市でのシェア率は12%だ。管理を受託するオーナーは、7割以上が地主となる。

鹿屋市の賃貸住宅需要は、地元で働く会社員や公務員が7割程度を占める。企業進出が少なく、主要な教育機関は国立の鹿屋体育大学のみのため、法人や学生からの需要は一部にとどまる。
そのような市場の中で、同社は年間約800件の賃貸仲介を行う。25年9月には、本社から約4kmほどの場所に「アパマンショップ西原店」をオープン。仲介の窓口機能と併せて、オーナーからの相続相談対応なども強化していく予定だ。




