役員や人事担当30人が来場
リクルート(東京都千代田区)は2025年12月16日、本社で新イベント「賃貸ヒトソシキ未来サミット」を開催。関東エリアの不動産会社の役員や人事担当らを中心に約30人が参加した。
同イベントは、賃貸住宅業界の社員採用や育成、離職抑制および組織エンゲージメントなどをテーマにしたもの。イベント冒頭では、賃貸Division(ディビジョン)人・組織支援育成プロジェクトの石橋和也チームリーダーが登壇。「私の部署では人材の採用・育成・定着などの支援をしているが、その際に他社がどのようにしているかをよく聞かれる。そこで今回、このような会を設けた。育成と組織エンゲージメントを中心に情報提供したい」とコメントした。
その後、同社が運営するポータルサイト「SUUMO(スーモ)」の池本洋一編集長が「世の中の動向と賃貸業界の人の課題」をテーマに最新の賃貸市況について講演。世帯数の推移や建築費の高騰による賃貸需要、開発の規制などについて解説し、若手社員の離職の理由についても紹介した。
後半は、賃貸住宅会社4社によるパネルディスカッションを実施。人材育成や組織エンゲージメントに取り組む先進事例を取り上げた。
司会は、石橋チームリーダーとSUUMOの佐々木綾香副編集長が務めた。登壇者はTAKUTO(タクト:大阪市)の野村陽一特別顧問、HIROTA(ヒロタ)ホールディングス(福岡県北九州市)の坂根隆行執行役員、クラスコ(石川県金沢市)の佐久間亮取締役、エヌアセットホールディングス(神奈川県川崎市)の山下直毅執行役員の4人。
パネルディスカッションでは、各社の従業員の働きやすさや働きがい、成長実感、貢献実感などをつくって従業員満足度を上げる、自社の取り組みについて説明。その後、4社が互いに質問をし合った。
「人口が減少していく中、人材を確保することは非常に重要な事業戦略となる。売り上げを上げるために新規事業をつくる会社はたくさんあるが、人を育てる会議をしている会社はごくわずかだと思う。今日聞いた中で『いいな』と思ったことをチャレンジしてほしい」(石橋チームリーダー)
(2026年1月19日5面に掲載)




