家主が賃貸住宅見学
東京都は、高断熱住宅を見学し、断熱性能がもたらすメリットや快適さなどを体感するバスツアーを10月に開催した。賃貸住宅の断熱設備・再生エネルギーの利用を推進する狙いだ。
同バスツアーには12人の賃貸住宅オーナーが参加。都内のCO2(二酸化炭素)排出量の約3割を占める家庭部門からの排出削減に向けて、1棟以上の賃貸住宅を所有するオーナー向けに開催されたものだ。
参加者はAグループとBグループに分かれた。午前・午後の2部制で、「ソーラーレジデンス北栄」の見学、トークセッション、YKK AP(東京都千代田区)の体感ショールーム見学を行った。
YKK APのショールームでは窓に直接触って性能の違いを体感した
今回のバスツアーにおける目玉は、高断熱・高気密性能の賃貸住宅見学だ。対象物件となった千葉県浦安市の「ソーラーレジデンス北栄」を訪問。2階建て6戸が並ぶ長屋形式の建物の1室を見学した。
室内ではソーラーレジデンスシリーズを手がけるWELLNEST HOME担当者から同シリーズについて説明が行われた。同物件は、高断熱・高気密と太陽光発電を備える。
実際の建材や部材を見ながら説明を聞き、参加者からは電気料金や換気効率に対する質問があった。
参加者からは「実際の部屋が暖かいことを実感できた。説明もわかりやすかった」という感想が聞かれた。
都は、26年1月にも賃貸住宅オーナー向けに、賃貸住宅の断熱向上を推進するイベントの開催を予定している。
(2025年12月22日3面に掲載)




